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いろいろある「介護の仕事」

高齢化社会になって、介護の仕事に対するニーズがどんどんと高まっています。
受験資格もなく、だれでもやる気があれば取得できるのが「ホームヘルパーの資格」ですが、他にも介護の資格はいくつかあります。

ここでは、介護の資格にはどんなものがあるのか、もう一度チェックしてみましょう。

介護福祉士

「ケアワーカー」という呼称で呼ばれるのがこの「介護福祉士」です。
介護福祉士は、介護福祉士は、障害のある人に対して、食事や排せつ、入浴などの介助が主な業務で、ホームヘルパーの仕事内容と非常に似ています。
(※似ている…というより、明確な仕事の区分は現在でははっきりしていないのが現状のようです。)

ただし、介護福祉士は、ホームヘルパーと異なり「国家資格」。このため、ホームヘルパーの指導役として働くことも多いようです。
資格の取得も簡単ではなく、以下のような受験資格を得た上での受験となります。

(1) 特別養護老人ホームや介護老人保健施設の介護職員など、主たる業務が介護等の業務である方、介護保険の指定訪問介護事業所の訪問介護員(ホームヘルパー)などで、介護等の業務に従事(在職期間が3年以上、実働日数が540日以上)した方
(2) 高等学校又は中等教育学校(専攻科を含む)において、福祉に関する所定の教科目及び単位を修めて卒業した方
(3) 特例高等学校(専攻科を含む)において、福祉に関する所定の教科目及び単位を修めて卒業した後、介護等の業務に従事(在職期間:9ヶ月以上、実働日数:135日以上)した方
引用:社会福祉振興・試験センター

介護支援専門員

また介護支援専門員という職種もあります。もしかすると、ケアマネージャーという言葉のほうがなじみがあるという人も多いかもしれません。
ケアマネージャーは、介護を必要とする人の相談に乗って、どういった介護を必要としているか分析をします。
そして得ることができた情報に基づいて、ケアプランという、具体的な介護の計画書を作成することになります。介護の司令塔的な役割を担うこともあります。

この資格の受験資格は、「保健・医療・福祉の国家資格を持っている人か、 それらの分野で5年以上、900日の実務経験がある人になります。

「保健・医療・福祉の国家資格」とは、医師、歯科医師、薬剤師、助産師、看護師、准看護師、理学療法士、作業療法士、歯科衛生士、視能訓練士、義肢装具士、 言語聴覚士、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、柔道整復師、精神保健福祉士、栄養士、介護福祉士、社会福祉士、 保健師などです。

そのほかにも…

そのほかにも、「社会福祉士」や、「福祉住環境コーディネーター」(受験資格なし)など、そして、当サイトで紹介している「ホームヘルパー」があります。

試験のない資格であるため、やはり一番取得しやすく、短期で身に付けらるのは「ホームヘルパー」(訪問介護員)。仕事内容はあまり介護福祉士と変わりません。(一般的には)

介護や福祉の専門学校や大学を出ている場合は別ですが、「はじめて介護の仕事に就こう」と決めた場合には、やはりホームヘルパーが入口になるでしょう。

仕事内容も大変な世界です。ですから、上級資格に挑戦する前に、まずはホームヘルパーの経験を積み、自分の適性をみるということも大切です。